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NFTの未来を知りたい方へ
NFTが持つ4つの特徴
結論として
- 唯一性
- 取引がしやすい
- 相互運用性
- プログラマビリティ
上記4つがNFTの特徴です。
かんたんに説明します
①唯一性
NFTはブロックチェーン技術によって『固有の識別番号』が与えられます。例えば、「adfajdoioirnoiaodfaho12313」みたいな(笑)。
ぐちゃぐちゃな文字の羅列みたいに見えますが、これが識別番号です。この識別番号(文字列)は世界で一つしかありません。だからこそ「唯一性」という特徴を持つことができるのです。
②取引がしやすい
従来のデジタルデータの取引は面倒な事が多いし、不安なこともたくさんありました。少し例をあげてみましょう。
従来のデジタルデータ取引の問題点
無形商材だから本当にあるのか不安だなぁ
クレジットカード決済?うーん。番号を知られるのが嫌だ。
これって本当に売れてる商品?
誇大広告じゃない?
こんな感じでデジタルデータの取引の現場では「?」の不安がたくさんありました。
NFTはブロックチェーンだから安心!
しかし!NFTの場合、ブロックチェーンで信頼性が担保されています!
更に、暗号通貨の取引だから安心!データという性質上、実在のモノと同じように…それ以上のスピードでNFTは安心・安全に取引できます。
③相互運用性
NFTはある一つの「規格」によってプログラムが組まれています。難しいことではありません、「拡張子(.pdfとか.pngとか.wordとか.htmlとかのこと)」が決められているんです。
だから、どのプラットフォームでNFTの取引をしたとしても上手く連携を取ることができます。
ERC721という規格
(これは覚えなくてもいいです)
NFTの拡張子はERC721というものが使われています。これはイーサリアムという暗号通貨で使われているプログラムで、究極なところ
ERC721という規格のプログラムが搭載された作品はNFTだ!
と言い切ってしまってOKです。だから、色んなウォレットやマーケットプレイスを横断してNFTは取引を実現する事ができます。
④プログラマビリティ
NFTは製作者が「作品をプログラムすることができます!」
なんだそれ!俺プログラミングなんて出来ねぇぞ!
安心して下さい。超簡単です。
設定できるプログラムの一つの例としては…「転売されたときいくら自分に手数料が入るのか?」とかです。
転売(二次流通)でも製作者にお金が入るよ!
ちょっと復習かもしれませんが、NFTは売った時だけじゃなくて、それが転売されたときも、それがさらに転売されたときも…ずっとずっと製作者に報酬を発生させる事ができます。
このような転売されたときに
俺の作品が転売されたら、売買金額の5%を僕の製作手数料にしよう!
と決めることができるのです。これをプログラマビリティと言います。
このプログラムは「自動でお金を徴収」してくれるので、制作者は自分の作品の価値を自由に決めて、後はプログラムにおまかせーってことができるんです!
NFTって、単一のオンラインアイテムのこと。
NFTは分割できず、同じものは存在しないから、1つのNFTは1人の所有者しかいません。
NFTはブロックチェーン技術で認証されたデジタル資産だから、誰が所有しているかが確認できる。そして、オンライン上で簡単に売買ができるから、自由に転売することができます。
そして、その転売時のルールを制作者は事前に決めることができるんです。
【NFTの可能性①】日本のアニメや漫画がNFTに!
さて、NFTの4つの特徴をお伝えしたところで…実際にどのように活用されていくのか?可能性を考えてみましょう!
実は日本ってNFTと
めちゃめちゃ相性が良いんだよ!
日本といったら「ゲーム」「漫画」「アニメ」といったアートの国です。鬼滅の刃とかポケモンとかドラゴンボールは世界各国でブームを起こし続けています!
もし日本の作品がNFTになったらどうなるでしょうか?
日本はNFTで「IPビジネス」ができる!
IPとは、Intellectual Property(知的財産)の略称で、特許、商標、著作権、意匠権など、法律で保護された知的財産のことを指します。
例えば、製品やサービスに使用される商標、新しい発明の特許、文芸作品や音楽作品などの著作物、デザインに対する意匠権などが知的財産に含まれます。知的財産権は、創造性や技術力を守り、公正な競争を促進するために法律で保護されています。企業や個人が保有する知的財産は、ビジネスや研究開発の重要な資産としても活用されています。
アニメ、ゲーム、漫画はまさにIPビジネスですね
難しいことはさておき、IPビジネスとは「ライセンスビジネス」のことです!
ディズニーみたいな感じですね。このようなキャラクターグッズをIPビジネスと考えてください。
(例:ディズニー、ポケモン、遊戯王、アンパンマン、ワンピース、スラムダンク…などなど)
もし日本の作品がNFTに参入したら?
さてここからが本題です!遊戯王カードがNFT化したらどうでしょうか?(実は既になってますが( ̄ー ̄)ニヤリ)、ポケモンがNFT化したらどうでしょうか?(ピカチュウの限定10匹のNFTゲームキャラクターとか!)
世界中のファンたちが、「欲しい!」と騒ぎ出しますよね!
僕もデジタル空間の
ピカチュウ欲しいです!
そう、これが日本にしかできないIPビジネスのあり方!
ゲーム分野は特にIPビジネスが加速するかも…
既に遊戯王はカードゲームの性質を活かしつつ、NFTを活用して、現実空間と同じように「デュエル!(対戦)」ができるようになっています。
そして、ポケモンやスマブラとかのコンテンツも唯一無二のキャラがいたら、絶対欲しくなりますよね!
フィリピンでは『Axie Infinity』というNFTゲームが盛り上がってる
既にフィリピンでは『Axie Infinity』というNFTゲームの利用が盛んになっています。そこで手に入れた「レアなゲームアイテム」を売買してお金儲けしている人もいるみたいです(笑)
といった感じで、日本が誇る有名で最高なIPアイテムが世界中で普及すれば、もっともっと世界がワクワクします!
日本からNFTの可能性を広げていきましょう!
【NFTの可能性②】ファンを熱狂させられる!
コンテンツを販売する時にNFTを活用するメリットは「ファンコミュニケーション」を向上させることです。
ファンをもっとファンにさせることができます!
NFT保有者にVIP権を販売
NFTは「誰が保有してるか?」の情報も記録されています。
だから、特定のNFTを持っている人だけに「特別なNFTを無料プレゼント!」みたいなことをすれば、ファンは超嬉しいですよね!
革命?音楽業界でNFTをしたら?
ちょっと夢の世界?いや未来の話をしましょう。
音楽をNFTにしたとします。
そして、そのNFTを持っている人だけが「アーティストの次の新曲のNFTが買える」とします・・・
こうすると…ファンがずっとファンでい続けてくれる可能性が高いんです。
というか、ファンがもっとアーティストに投資してくれる構造になります。これは音楽のサブスクリプションに革命を与えるようなビジネスモデルに進化する可能性がありますね!
アニメでもNFT保有者限定の○○ができるかも!
アニメでも同じようなビジネスをすることができます。
特定のアニメNFTにはVIP機能があり、このVIP権を持っている人だけが特定のグッズを買うことができる…としたら?。アニメファンをもっと熱狂させることができますね!
NFTはVIP権
以上ような例を上げたら霧がないです。スポーツでも、音楽でも、漫画でも、映画でも、カードゲームでも…ブロックチェーンを用いたNFTだからこそできる、無限の可能性に期待が膨らみます!!!
【NFTの可能性③】アートの世界に革命を
ピカソの絵、ゴッホの絵、これって価値がありますよね。NFTも全く同じで100年後も、200年後も価値を持ち続けることができます。これは「唯一無二の作品」という特徴があるからです。そしてなにより、NFTの場合それが本物であると「証明」することがカンタンです。
「ニセモノが存在しない世界」
ピカソの絵も、ゴッホの絵も、ニセモノって存在しました。プロの鑑定士であっても本物かどうかは判断するのが難しいらしいです。(だって作者は亡くなってますから…)
でも、NFTの世界にニセモノは存在しません。だってニセモノには価値ないんですから…
デジタルアートという新しい芸術
100年後「モナリザ」のような素晴らしい作品が、NFTの世界にも存在したとしたら?
もしかしたら、パソコン画面を並べて「NFT美術館」みたいなのもできるかもしれませんね。(笑)
既にアートの世界は現実を超えています。これを「変化」と言います。
2023年を生きているあなたは、
革命的な世界の変化を体験できるかもしれませんよ(笑)
NFTをビジネスとして活用する方法はこちらの「NFTビジネスの始め方」もご参考下さい。
「日本人でよかったです」
NFT×日本は最強説