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NFTとビジネスの関係を知りたい方へ
この記事でわかること
NTFビジネスの始め方
NFTはビジネス活用できます。
唯一無二のデータ資産なので、希少価値の高いデータを売買することができます。
あなただってデジタルアートを作ってNFTを作って、NFTプラットフォームで販売したら、NFTビジネスができるんです。
NFTビジネスにこれ以上のものはありません。デジタルアートを作ってもいいし、ショート動画を作ってもいいし、オリジナルゲームを作ってもいいし、ゲームのオリジナル武器を作ってもいいし…
インターネット世界で利用できるコンテンツはNFTビジネスとして販売することができるんです。もちろん、悪質なコンテンツを売ることを勧めているわけではありません。あなたのセンスや個性を世界中に人に知ってもらうチャンスがあるということです。
だけど、NFTはお金儲けの仕組みではありません。
世界をもっとカラフルにバラエティにする仕組みです。
NFTは転売(二次流通)が熱い!
皆さん「中古品」って買ったことありますか?僕は基本全て中古です。スマホも中古、テレビも中古…
実はNFTにも中古という概念があります。ちょっと言い方が悪いけど「転売」という考え方があります。ビジネス用語を使うとNFTは二次流通ができるんです。
二次流通で製作者も得する仕組み
ものすごく簡単に説明すると、「NFTは転売されたとしても、製作者にお金が入ります。」
これは製作者(アーティスト)を守るための仕組みです。一度販売されただけで終わりではなく、その作品が後世に受け継がれていくことで、製作者にも利益がしっかり還元されるのです!
いいNFTを転売して稼いでやる…!
という目的のNFT転売ヤーがいたとしても、転売された売り上げの一部は製作者に還元されます!
アートの世界は「一回作ったら終わり…」で、才能のあるアーティスト達であってもお金に苦労していました…。
最終的に喜ぶのは「アートを転売する奴ら」だけ。
しかし!
「NFTが転売されてもアーティストが稼げる!」というブロックチェーンの仕組みがあれば、アーティストが思う存分創作活動に没頭する世界が実現できます!
アーティスト達の個性がもっと拡がって、世界がもっと独創的に、楽しく、ワクワクするかもしれませんね!
NFTビジネスの始まりは「猫」ブロックチェーン
NFTの起源を知ると、NFTビジネスをもっと理解できるし、上手く活用できるかと思います!
NFTビジネスのキーワードは”ブロックチェーン“
スタートは「猫」のゲーム
NFTをビジネス活用した一番の始まりは…「CryptoKitties」というブロックチェーンゲームです。
このゲームは2017年11月にリリース。架空の猫のキャラクターを売買したり交配したり…してコレクションを楽しむというシンプルなゲームでした。
しかし!一つだけ大きな特徴が…それは「ブロックチェーンの技術」が活用されていたんです!だからこそ、架空の猫のキャラクターであったとしても、唯一無二のかけがえの無い特別な存在として架空の猫が取り扱われるようになりました。
ブロックチェーンは「記録・保存システム」のことです。
例えば、この猫のキャラクターを売買したとして、この猫にはブロックチェーンの技術が搭載されていたとして、、、売買されると「いつ」「誰が」「いくらで」取引されたのかが全て記録されます。たとえ転売されたとしても、再転売されたとしても…この猫には全ての取引が記録・保存されるのです。
これによって安心安全な取引が行えます!
猫の売買・交配に熱中した・・・!
さて!ブロックチェーンの技術を搭載した「猫コレクション」ゲームはなぜここまで伸びたのか?
それは、ゲームに熱中したプレイヤー同士が、猫を売買したり、レンタルしたり…して自分だけのオリジナルの猫を作るようになったんです!
ちなみに、この猫の取引で使われたお金は「イーサリアム(ETH)」という暗号通貨でした。
そしてある日…とある猫が1000万円以上の値段で取引されました…
これがNFTビジネスの起源です
CryptoKittiesは「珍しい猫を手に入れたい!」というユーザーと「値上がりしそうな猫を手に入れたい!」というユーザーの2者が生まれて、いつの間にか…ゲームというより投資の世界にも片足を突っ込んでいたんです。
でも、これは「データにも価値がある!」と証明した世界で初めての大切な出来事です!
デジタルアートのNFTが75億円のビジネスに…
猫のブロックチェーンゲームから「唯一無二のデジタル資産」という考え方が生まれるようになりました。そして、2021年3月、ついに、とんでもない事件が…
このデジタルアート75億円で買うわ
なんと、とあるNFTアートに75億円もの価値がついたんです。これが世界中のアーティストに衝撃を与えました。
世界で最も歴史あるオークションハウス「Christie’s」に出品されたその作品は、グラフィックデザイナーのBeeple氏が制作した「Everydays-The First 5000 Days」という作品。
どんな作品化というと…Beeple氏が13年かけて作ってきたデジタルアート5000点を、コラージュした作品だったのです…
このデジタルアートが世界中のニュースを駆け抜けて、「一点物のデジタルアート!」という価値感が大きく向上しました。
ちなみに…
これを購入したのは世界最大のNFTファンド「Metakovan」の創業者です…
事例①SNSの投稿が3億円に…NFTビジネスの無限の可能性
NFTのデジタルアートには価値がある!ということはご理解いただけたと思います。
しかし!実は、デジタルアート以外の「唯一無二のデータ」にも価値があるんです。それがSNSの投稿です。
Twitterの1投稿が3億円に
2021年3月、Twitterの”とあるテキスト”がNFTになり、約3億円で落札されました。Twitterは誰もが気軽に無料で使えるツールです。こんな簡単な140文字のツイートにそこまでの価値があるのでしょうか?
この3億円のツイートをしたのは…Twitter投稿者の「Jack Dorsey(ジャックドーシー)」さん。
世界で初めて投稿したツイートを
販売したんです。
メモリアル的なNFTにも価値がある
Twitterという歴史を変えた大発明。その一番最初のツイートって…なんだかワクワクしますよね。そういった記念碑(メモリアル)的なデータにも「唯一無二」の価値があります。
そして、それをNFTとして販売することによって、大きな取引が生まれることもあるんです。
ちなみに、3億円のツイートってどんなものだったのでしょうか?
世界で初めてのツイート…( ゚Д゚)
それは…
「Just setting up my twttr」
というもの。?????????ナニコレ。短すぎでしょ!ってか最後スペルミスしてない?
だけど、歴史的なデータには価値があるんです。
事例②小学生のNFTが80万円に!?
2021年9月。事件が起きました。
とある小学3年生の男の子がテレビで「NFTって面白そう!」と思って、夏休みの自由研究でNFTアートを作ってみたんです。
作ったのは、「Zombie Zoo」という、ドット絵で描かれたゾンビキャラクターのNFTアート集です。ぶっちゃけ小学3年生のクオリティなんて…大したことないですよね。だって8歳なんですよ!wwww
しかし、逆に…!
8歳の子が作ったNFTということで話題に!
ニュースにも取り上げられるようになり…急激に人気が上昇。そして、すごいことに「転売(二次流通)」が盛んに行われて、約80万円の取引も生まれることもありました。
ちなみに、最初にこの子が販売した価格は、2300円です‥‥
NFTの世界での二次流通はとてつもない効果を生みます。なぜならば、転売が繰り返されるたびに、製作者にもチャリン💰とロイヤリティが発生するんです。(ちょっとだけマルチ商法と似ていますね。違うけど…)
NFTは二次流通が起きると、オークション形式にどんどん値段がつり上がっていきます。これこそ、唯一無二のデータ資産である価値です!(※もちろん、下がるケースもありますよ!)
事例③バンクシーの絵を燃やしてNFTにして4000万円
とんでもないNFTビジネス事例を紹介します。絶対真似してはいけません。
バンクシーって知ってますか?世界中に社会風刺の落書きをするアーティストです。日本でも、都庁にバンクシーの落書きがあったと話題になりましたね。
その世界的なアーティストバンクシーが作成した絵は2021年3月にオークションで出品されました。作品の名前は「Morons(愚か者たち)」。作品の意味は「こんなクソ作品を買うお前らのような愚かな連中が信じられない」という皮肉を込めたメッセージが込められていました。(笑)
そして、
バンクシーの絵を落札した人は言いました
この絵燃やそう!
そしてNFTしちゃお!
アナログ・オリジナル(現実の絵)を燃やされたバンクシーの作品は、デジタルコピーされて販売。世界中でたくさんの非難が起きました。
せっかくの絵を燃やすなんて…
酷いよ…
もう価値なんてないよ…
悲しい声はたくさんあります。単なる売名のためのパフォーマンスではないかという様々な議論が生まれました。
しかし、この燃やされたバンクシーのデジタルアート化されたNFT。もともとは400万円だったのにも関わらず、4000万円で落札されました。
この事件はNFTアート・デジタルアートにも芸術的な価値がある!と証明された出来事になったのです。
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